ガンプラ、作ってみようぜ!
自分でロボットを組み立てていく感動、立体として組み上げていくパズルのような楽しさ、出来上がってポージングを取らせた時の存在感は格別です。

今回はHGダブルオークアンタ

HGは1000円台のお手ごろな値段で入手しやすく、初心者さんでも組み立てやすいので選びました。
あとは単純に好きだからです!好きはガンプラ制作のやる気と愛につながるので大(言えない、こっちが本心だとはとは言えない……ッ)
ガンプラの作り方は、①探す ②切り取る ③綺麗にする ④くっつける の4つだけ
- 組立説明書の指示通りにランナーとパーツを探す
- 探したランナーからパーツを切り取る
- パーツに残ったゲートを切り取って、出っ張りのない綺麗なパーツ
にする - 組立説明書の指示通りに綺麗なパーツ同士をくっつけて部品を作る
- 【完成】部品を複数くっつけて、顔や胴体などの本体が完成
①組立説明書の指示通りにランナーとパーツを探す
1番目のセクション1<1>の最初の工程で解説します。
「B16」と「B19」をくっつけるようなので、ランナーの中からBランナーを探します。
ありました。これがBランナーです。外側のタグにしっかりと「B」と書かれています。
Bランナーの中から「16」と「19」が必要なので、「16」と「19」がどこにあるかを探します。
ありました。これが「16」と「19」です。これまた内側のタグにしっかりと数字が書かれています。
ランナーは「パーツ」として載っていますので、BランナーはBパーツです。
パーツは❶❷などの数字で表されています。
組立説明書のパーツの数字は2mm程度の非常に小さい文字で書かれていて、かなり読みづらいです。
取扱説明書の数字からパーツを探すよりも、直接ランナーからパーツを探す方が圧倒的に早く済みます。
パーツをそのものを探すより「❶から❼は左下にある」のように、パーツの大まかな位置を把握するのに使うと便利です。
この一覧は不足品がないかを確認するのにも使えるのでキットを購入したら、万が一の不足品がないか確認しておきます。
②探したランナーからパーツを切り取る
ランナーにパーツがくっついたままでは組み立てられないので、ランナーからパーツを切り取ります。
ランナーとパーツを繋ぐ小さな出っ張りにプラモデル専用ニッパーを近づけ、サクッと切ります。
これを残りの出っ張りにも行って、
無事ランナーからパーツを切り取れました。
これを繰り返してパーツをランナーから切り取っていくことで、ガンプラを構成する最小単位、パーツが手に入ります。
パーツを複数くっつけると、部品になります。
③パーツに残ったゲートを切り取って、出っ張りのない綺麗なパーツにする
②で「ランナーとパーツを繋ぐ小さな出っ張り」と紹介した部分です。
ガンプラは金型にプラスチックを流し込んで製造するので、ランナ
ミゾがパーツに小さな出っ張りとして残ったのがゲートです。
薄刃ニッパーをパーツに近いゲートに近づけて、サクッと切ります。
少しだけゲートの端っこが残ってしまいました。
ここは、刃が薄く手先で繊細な作業が出来るカッターナイフの出番です。
カッターナイフの刃先をゲートの端っこに近づけて、奥に刃先を動かして、サクッと切ります。
ゲートが完全に切り取れて、出っ張りがなくなりました!
薄刃ニッパーでゲートを切り取り、端っこが残ったらカッターナイフで切り取る。
パーツにある残りのゲートにも同じように行って、出っ張りのない、綺麗なパーツになりました!
④組み立て説明書の指示通りにパーツ同士をくっつけて部品を作る
「B16」と「B19」ををくっつける
出来たパーツに、さらに「PC4」を左右にくっつける
指示通りに向きを変え、「B17」をくっつける
左右の「PC4」を奥に動かす
「A16」をくっつける
先にシール「キ」を貼ってから、「A24」をくっつける
「C9」と「C10」を左右にくっつけて、「A18」を前にくっつける
全てのパーツ同士がくっついて、部品になりました。
1 <1>の組み立てが完了! 胴体部分のコアとなる部品が出来ました。
⑤【完成】部品をくっつけて、頭や胴体などの本体が完成
●1 <2>と1 <3>も、同じようにパーツ同士をくっつけて部品を作っていく
1 <2>、「C12」を前にくっつけ、「A43」と「PC2」をさきほどの胴体のコア部分の下にくっつける
1 <3>、「PC6」を上にくっつけ「A20」と「A21」を左右にくっつける
●1 <2>と1 <3>の組み立てが終わる
1 セクションの全ての工程が終わりました。ガンダムらしいトリコロールカラーの胴体部分が完成しました!
●この後も組立説明書の指示通りに、パーツから部品へ、部品から本体へを繰り返していきます。
3セクション「右腕」
4セクション「左腕」
5セクション「胴体・頭・右腕・左腕をくっつけて上半身を作る」
6セクション「右脚」
7セクション「左脚」
8セクション「右脚と左脚をくっつける」
9セクション「腰」
10セクション「上半身と下半身くっつけて本体が完成」
11セクション「GNシールド」
12セクション「GNソードV」
GNソードV ソードモード
GNソードV ライフルモード
13セクション「GNソードVの説明(ソードモード・ライフルモードの切り替え)」
14セクション「シールドの説明(シールドを背部に接続、直列GNドライヴ)」
15セクション「ソードビットの組み立てとシールドへの取り付け」
GNソードV バスターソード
GNソードV バスターライフル
16セクション「GNソードVのモード説明(バスターソード・バスターライフルの切り替え)」
17セクション「ベースの組み立てと説明」
本体と武装とベース、キットの全てが組み上がり、HGダブルオークアンタが完成しました!
ダイヤモンドのような美しい角張った面構成、シールドにより左右非対称の攻撃的なシルエット。
ダブルオークアンタ、とても格好いいです!!!
色再現のためにシールを貼る時は
とはいえ流石に成形色だけでは色が足りない部分が
その時は、組立説明書の指示通りにシールを貼っていきましょう。
ピンセットを使えば、小さな部分でもしっかりと照準を合わせて貼れるのでズレません。
ガンプラを作るのに必要な道具は、6つだけ
ガンプラを作る時の道具はたったの6つでOK!
- プラモデル専用ニッパー
- 薄刃ニッパー
- モデラーズナイフ
- 精密ドライバー
- 箱
- ピンセット
プラモデル専用ニッパーと薄刃ニッパーは、同じニッパーではありますが、しっかり使い分けます。
①ガンプラを作るのに必要な道具1 プラモデル専用ニッパー
無理に切断しようと
快適なガンプラ制作の為には、必ずプラモデル専用ニ
作り方 ②探したランナーからパーツを切り取る でプラモデル専用ニッパーを使用
「作り方 ②探したランナーからパーツを切り取る」で「B16」と「B19」をランナーから切り取る時に使いました。
ランナーからパーツを切り取るのはガンプラ作りの第一歩なので、どんどんガンプラを作ってニッパーを使うスキルを上げましょう!
②ガンプラを作るのに必要な道具2 薄刃ニッパー

薄い刃のおかげで、パーツ側ギ
「③パーツに残ったゲートを切り取って、出っ張りのない綺麗なパーツにする」で薄刃ニッパーを使用
ところどころに、えぐれのある不恰好な出来上がりになってしまうので、通常のプラモデル専用ニッパーでゲートを切り取るのはやめましょう。
③ガンプラを作るのに必要な道具3 モデラーズナイフ

本体と替刃に別れているので、切れ味が悪くなった
「③パーツに残ったゲートを切り取って、出っ張りのない綺麗なパーツにする」 でカッターナイフを使用
●薄刃ニッパーでは切り取り切れなかった小さなゲートを切り取る
「作り方 ③パーツに残ったゲートを切り取って、出っ張りのない綺麗なパーツにする」で薄刃ニッパーを使った後に残った、ゲートの端っこを切り取る時に使いました。
薄刃ニッパーは二つの刃でゲートを挟んで切る以上、どうしても切断面そのものが見えません。うまく切り取れず、ゲートが残ってしまうことがあります。
そんな時は、カッターナイフの出番です。
0.1mmもない薄い刃先なのでしっかりとゲートを見ながら切り取れます。
カッターナイフなら、手先を器用に動かして丸く刃先を動かせるので、丸いパーツに沿ってゲートを切り取れます。
丸いパーツのゲートを丸く切り取れました。
④ガンプラを作るのに必要な道具4 精密ドライバー
精密ドライバー はビス(ネジ)を締める時に使います。キット自体にビスを使う箇所があったり、キット付属のベースにビスを使う箇所があったり、使いどきは様々です。
プラモデルは小さいパーツが多いので、家庭に常備している大きめのドライバーではビス穴にサイズが合いません。
商品名に「精密」と書かれた小さめのドライバーを買って、ビスを締めます。
MGダブルオークアンタのベース作りで使う長いビスと小さいビス。どちらもmm単位で小さいです。
解説に使っているHGダブルオークアンタにビスを使う箇所はありません。
しかしガンプラを作っていればいつか必ず、いろんなキットやベース、オプション品でビスを使う工程に遭遇します。
精密ドライバーを持っていないとホムセンに買いに走ることになるので、備えあれば憂いなしで1本は持っておくと良いでしょう。
⑤ガンプラを作るのに必要な道具5 箱
パーツから切り取ったゲートがどこに行くかこ存じですか
……切り取ったパーツの下へ、そのまま重力に任せて落
0円の箱ををご紹 介
なんて簡単なんだ……しかも0円……ッ!!!
⑥ガンプラを作るのに必要な道具6 デカールピンセット

HGダブルオークアンタのシール。定規からmm単位のシールであることが分かります。
とても指先で貼れるサイズではないので、ピンセットを使ってシールを貼ります。
シールを貼る時、非常に役に立つのがデカールピンセット
台紙から剥がしやすく、貼る時に狙いが定めやすい
シールがピンセットに適度に貼りついてグラグラせずに貼りやすい
100均に売っているピンセットは先が太すぎて、ガンプラの小さなシールをうまく台紙から剥がせません。
プラモデル用の先の細いピンセットは、先が細いのを通り越して尖っていることがあり、シールを破いてしまうことがあります。
先が非常に細いので、シールがピンセットにくっつかずにグラつきます。破けるわグラつくわで使いづらいことこの上ないです。
ニッパ
ガンプラを作るのに必要な道具は、6つだけガンプラを作る時の道具はたったの6つでOK! プラモデル専用ニッパー 薄刃ニッパー モデラーズナイフ(カッターナイフ) 精密ドライバーセット 箱 デカー[…]
道具にかかる初期費用も内訳を交えてきちんと解説しています。興味がある方はご覧ください。
ガンプラを作るにはスペースが必要ガンプラを初めて作る時に気にしがちな作り方と必要な道具。でも、作り方と道具以外に、初心者が全く頭の中に入っていないことがあります。それは、ガンプラを作るにはスペースが必要ということ!ガンプ[…]
【TIPS】知っておきたいポイント/上級者の場合
塗装なら好み
ガンプラを作るといっても、組み立てて楽しむ人
おわりに
作っている時の、
自分でロボットを組み立てていく感動、立体として組み上げていくパズルのような楽しさ。
出来上がってポージングを取らせた時の存在感。
TVや漫画で見たあのカッコいい機体が目の前にフルカラーの立体
ロボットを組み立てたのは自分だという、メカニック気分に浸れる快感。
作り終えた後の、
プラモデルならではの可動範囲を活かした名シーンの再現。
因縁のあの機体との白熱のバトルの目の前で再現出来る素晴らしさ。
プラモデルだからずっと同じポーズで飾っておけ
ガンプラは、1つのキットにたくさんの感動、楽しさ、興奮が詰まっています。