【旧キット/1/1200/ガンダム】1/1200 ホワイトベース【1980年/12月】

【機体概要】ホワイトベース

登場作品:TVアニメ「機動戦士ガンダム」

地球連邦軍の宇宙空母。MSとMSの運用を前提にした新型宇宙空母を開発し、起死回生の軍備増強を狙う連邦軍の「V作戦」にて開発・製造された。
同じく「V作戦」で開発・製造された「RX-78 ガンダム」「RX-77 ガンキャノン」などが備える「コアブロックシステム」の運用と連携に優れる。
連邦軍の生産力の低下と製造方針の甘さにより、武装の充実度と防衛能力がやや低く、攻撃と防衛を艦内に搭載したMSの哨戒・
戦闘に頼っている。

1/1200 ホワイトベース


①旧キット 1/1200 ホワイトベースの全付属品

外箱・パッケージアート

1 パッケージアート

パッケージアート
コロニーの端を背景に、緑色の幻惑的な色彩の宇宙を航行するホワイトベース。
左下にはガンダム、ガンキャノン、ガンタンク、ガンペリー。

なんとこのキット、ホワイトベース本体と同じ1/1200スケールのミニチュアが4機もついてくるんです!
一緒に飾ったり大きさの違いを楽しんだりできて、とっても豪華です!

 

2 パッケージ左面
パッケージ左面
塗装の参考例やどんな出来上がりになるかの想像がつくように、塗装済みの状態の写真が載っています。
ホワイトベースはもちろん、ミニチュア4つも塗装済み。
2番目の画像の通り、このホワイトベースは、ハッチを開けるギミックを搭載しています。
3 パッケージ右面
パッケージ右面
ホワイトベースに関連する艦船が載っています。右2つは仇敵のジオン軍の艦船、シャア専用ムサイと量産型ムサイです。
キットの内容品自身が載っているのは初めて見ました。3つも艦船が並んでいると壮観ですね~。
4 パッケージ底面・天面
パッケージ天面・底面
パッケージアートの天面・底面は、上下共通のデザインです。ブランド名やスケールが一目で把握出来るようになっています。
ミニチュアが付属することもバッチリ書いてあります。

組立説明書

5 組立説明書オモテ

6 組立説明書ウラ

SD/HGの折り畳みリーフレット形式と同じく、3つ折りリーフレットに組み立て説明図が両面印刷されています。

7 機体の解説
1ページ目下部に詳しい機体の解説付き。全長や重量などの基本的なデータから、各部の名称、作中での設定まで広く浅く網羅。

同時期に展開されているB.M.C(ベストメカコレクション)と違い
モノクロ
塗装図が無い
お値段もスケールもB.M.C 以上ですが、組立説明書は完全に下位互換となっています。

 

1/100はサイズが大きいので、プラスチックの量や設計の方にコストを回して、組立説明書に回す予算は最低限にしたのだと思われます

現代のガンプラは
サイズが大きいキット=値段が高い=組立説明書がカラーで読み物が沢山ついて豪華
なので、現代のガンプラとはブランドの仕様が異なっています。

 

8 色指定
塗装図がない代わりに、組み立て説明図のパーツに色指定が書かれています。

ホワイトベースクルーの背景スタンド

箱の横幅いっぱいの、厚紙で出来たホワイトベースクルーの背景スタンドが付属。横幅は約20.5cm。


左右のベロを差し込み穴に差し込んで立たせます。チョコボールやきのこの山みたいな、箱に入ったお菓子を思い出す構造です。
ホワイトベースの後ろに置いて飾る、と説明書きがあります。


80年発売当時のスキャン技術で取り込んだ素材をずっと使用しているのか、線が滲んでいます。
カメラやスキャナーなどの機械の技術が進んだ現代でこういった荒い画質の商品は見かけないので、昭和の発売品ならではの趣を感じます。
当時は企業が出したきちんとした商品でも、このくらいの画質が精一杯だったようです。

(インディーズや個人出版なんかでdpiの設定をミスった商品では、いまだによく見かけるけど!)

組み立てて立たせた背景紙。遠くから見ると画質の荒さは気になりません。
コロニーから退避しただけの民間人や経験の浅い軍人から出来た集団が、訓練を受けた正規の軍隊と激闘を繰り広げるファースト。
メインクルーが集合していると、戦い抜いてきた貫禄のようなものを感じさせます。

記念撮影のようにも見えるこの背景スタンドは立たせて部屋に飾れるので、さりげなくホワイトベースクルーの貴重なグッズとして機能しています。
大人に負けずに自分たちに出来ることをやれるだけやる、立派な子供たちがいるのも嬉しいですね。

全ランナー4枚

9 全ランナー

全ランナーは4枚です。

この時代のメインストリームの、1/144スケールが主な「B.M.C」の基本のランナー数が2枚なので、2倍でかなり豪華になりました。
しかも、ランナーの成形色が白・赤・青の3色で色分けがかなり進んでいます!

1/100 ガンダム」と「1/100 ドム」の成形色は2色だったので、ついに3色が登場! 彩りが鮮やかになりました!
当時の定価で、ガンダムとドムより1.4倍ほどお値段が高くなっているので、その分がきちんと反映されています。

出来上がったホワイトベースの色分けに、かなり期待が出来そうです!ヘ(゚∀゚ヘ)

本体と付属品

14 全付属品

  1. 1/1200 ホワイトベース本体
  2. 台座
  3. 1/1200 ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク、ガンペリーのミニチュア

本体に加え、オリジナルデザインの台座1/1200スケールのガンダム、ガンキャノン、ガンタンク、ガンペリーのミニチュアが付属。

台座付属でのおかげで、序盤は宇宙で大活躍したので宙に浮いた状態で飾れるのは、気が利いていてナイスです!

ミニチュア付属で、子供ははガンダム発進ごっこで遊んだり、大人はホワイトベースと機体の大きさの対比を楽しんだり出来るようになっているのが素晴らしいです。
ちょっとしたギミックと付属品があるだけで、大人も子供も楽しいキットになるのがガンプラの良いところです!

②実際に組み立てて作ってみる

細かいパーツ分けで塗り分けがしやすい

15 パーツ分け
左から順に、

ミノフスキー粒子発生装置
MS格納庫
エンジン

を構成するパーツです。
「本体と外周部分」「本体とミサイル発射部」などのように、細かくパーツ分けされていて塗り分けがしやすくなっています。
パーツが細かい分、ディテールや作り応えがアップしているのも評価が高いです。

実質スナップフィット採用キット!

20 実質スナップフィット

左右のエンジンにあるミゾに、基部になるパーツの板をスライドしてはめ込みます。
接着を示す×マークがついていますが、長い板を2か所ではめ込んでいるので、接着剤不要でパーツがくっつきます。

21 実質スナップフィット2
開閉ギミックがあるハッチは、接着剤をつけず、ツメを引っかけたり、四角い穴にハッチをはめ込むことで開閉します。

特に四角い穴にはめ込む箇所は、ガンプラのスナップフィットのキモである、

ハメやすいのにポロポロ落っこちない
何度でも外してハメなおせる

金型職人が1/1000ミリ単位で調整しているからこそ可能な良い所と、全く同じ機能です。

スライドして接着剤不要で左右が基部にくっつくエンジン、何度でもハメ直して開け閉め出来るハッチ。
このキットには実質「スナップフィット」が採用されているといえます!

(ちなみに、「スナップフィット」が正式に採用された初めてのキットは「1/144 νガンダム(1987年12月)」です)

30番の裏面の形が組立説明書と一致してない

16 30番
ミノフスキー粒子発生装置の白い円盤部分になる「30番」の裏面の形が組立説明書と一致していません。
組立説明書では出っ張りが4つありますが、実際のパーツには出っ張りは無くツルツルです。
形が違っていたので、パーツを間違えたかな!?としばらく探してしまいました……。

出っ張りが無くても前後の「28番」「29番」にピッタリはめられます。安心して組み立ててOKです。

30番のパーツの裏面に改修がかかった
最初の発売時点から、組立説明書か「30番」にミスがあった
のどちらかで、このように齟齬が起きてしまっているのだと思います。

ガンプラは組み立てやすさも重視されているプラモデルなので、組立説明書の図と実際のパーツ形状が一致しないのは珍しいです。

組立説明書は誤植や時代に合わせた表現に変えるためでなければ変更は無いので、30番の方が後年に形が変わった気がします!(迷推理)

ミニチュアが小さいので集中力と根気がいる

18 ミニチュアの組立説明書

17 ミニチュアたち

1/1200スケールなので、ミニチュア類は文字通りミニです。数mmしかない部分に接着剤をつけて組み立てます。
接着剤をつけてもすぐにはくっつかず、しかも小さいので位置や傾きを微調整する必要があります。
特に全長が1.5cm程度で指先程度の大きさしかない、MSの接着が鬼門です。1/1200スケール、伊達じゃない小ささ。

  1. 接着剤を面積がある本体側に塗って10秒ほど放置
  2. 接着剤が適度に乾燥し、腕や尾翼などの小さいパーツが接着面からズレたり落ちなくなったら位置調整
  3. 前後左右、正面、あらゆる角度からズレや傾きが無いか確認
  4. 接着剤の面積が少ない分外れやすいので、触らないように注意する

 

細かいパーツには、細やかな集中力と粘り強い根気で対応! プラモデル用接着剤は乾ききるまでに1分ほど余裕があるので、何度でも位置調整出来ます。
あきらめずに根気よく位置を微調整して、いろんな角度から注意深く確認して組み立てましょう!

主砲のハッチの前のツメを削って、ハッチをハメやすく&開けやすく

19 主砲のハッチ

主砲のハッチが開けられるギミックがあります。
ハッチの前のツメが長すぎ&小さな出っ張りが邪魔で、ハメづらく開けづらい状態だったので、下側を1mmほど削って短くしました。
Afterの長さで、無事ハメやすく開けやすい状態になりました。


後は、昔のキットなので接着剤不要のスナップフィットは無く、すべての工程で接着剤を使って組み立てます。
作る時はプラモデル用接着剤を忘れずに購入しましょう。

接着剤を塗る時間の分だけ今のキットよりも時間がかかりますが、パーツ自体が多くないのでキットの組立時間は2時間程度で済みます。
有機溶剤が入っているので、寒い冬でも「冷たい外気が入ってきちゃうし……」と横着せずに換気を! 安全第一です!

③旧キット 1/1200 ホワイトベースの造形

22 上

1/1200スケールとはいえ、設定で250mある空母なので全長はおよそ21.5cmと、組み立てた満足感と迫力を備えた大きさです。
各部にはビッシリとモールドが彫られており、80年当時の人型のMSと比べるとディテールがかなり多いです。スミ入れ時のモールドの目立たせ甲斐がありそうです。

主に左右からの完全モナカ割りなので、真上から見ると合わせ目が目立ちます。合わせ目の多さはこの時代のキットの宿命ですね。
しかしホワイトベースは直線が多く、MS格納庫やエンジンなどのブロックごとに分けられているので、合わせ目は消しやすい構造になっています。
曲線だらけのムサイや人型のMSに比べたら、大分楽なはずです。

23 右横

右横。
ホワイトベースの特徴として、MS格納庫やエンジンなどがブロックごとに分けられている構成が挙げられます。
実際にブロックごとに制作して本体に接着するので、ブロックそれぞれの立体感と存在感が際立ちます。

四角い立方体で出来た攻撃的で力強いフォルム、しかし白色を基調にしていて優雅さも感じさせる独特のデザインの魅力が、しっかり立体で再現されています。
24 正面

どっしりとした下部とブリッジ&細い翼で構成される上部で、まったくフォルムが違います。
左右対称ならぬ上下非対称のデザインです。アシンメトリーさがガッコいいです。

昔のキットということで、今のキットのようにディテールやモールドを増やすアレンジがされておらず、作中のデザインに非常に近いです。

25 横

横から見ると四角い形が強調され、よりブロック感が出ます。
丸いミノフスキー粒子発生装置の部分が、四角だらけにアクセントを添えます。プロのデザインセンスを感じる……ッ!

ホワイトベースは敵のジオン軍の人間から「木馬」と呼ばれていますが、ブリッジが頭、アンテナが耳、MS格納庫とエンジンが足を前後に伸ばした馬のように見えます!
横から見るとホントに馬みたいに見えるんですね~。
ブロック形式なので、ブリキ・木製のおもちゃっぽさもあるのが独特のノスタルジーを感じさせます。

後ろ

26 後ろ

全長が21.5cmもあると後ろから見ても存在感があります。エンジンのバーニアは深めの円形の凹みで、きちんと奥行きを持っています。

56 色んな角度から13
裏側。取り付け穴周辺は普段は見えない場所ですが、モールドが入っています。
しかしMS格納庫、本体、エンジンにはモールドが無いので、情報量の偏りが発生してしまっています。気になるこだわり派の人は、モールドの追加が必須です。

裏から見ると一般的な戦艦の形からは離れた、ホワイトベースの強い特徴であるH型の形がよく分かります。

④旧キット 1/1200 ホワイトベースの色分け

  1. 本体前部・アンテナ・ミノフスキー粒子発生装置の黄
  2. ブリッジ・主翼のライン状の赤
  3. MS格納庫のハッチ・エンジンのハッチ・本体左右にある赤い四角のフチ・主翼根元の四角いパーツの白
  4. ハッチ前部・各モールドの黒
  5. 主砲のグレー

成形色はやや緑色が入った白濃紺
ホワイトベース自体が白とトリコロールカラーのシンプルな色遣いで、トリコロールカラーのうち2色が成形色に入っていることもあり、色分けは70%ほど出来ています。
成形色の白色はTVアニメ作中のような薄い緑色で、塗装された写真の色味に近く、成形色のまま使えます。

30 色分け4

ガンペリー・ガンダム・ガンキャノン・ガンタンク、各ミニチュアの塗装は、「★パッケージの絵をみて各部に色を塗れば感じがでます。」と書いてある通り、組立説明書に色の指定はありません。
お好きな色を塗ってください!という放置気味な指示です(笑)

タミヤ メイクアップ材シリーズ No.153 モデリングブラシ HG 面相筆 超極細 87153
↑ミニチュアはmm単位の細かいパーツではありますが、米粒にでも色が塗れる超極細筆という便利な道具がありますので、ちまちました作業さえやれば色が塗れます。
この機会に挑戦してみてもいいかもしれませんね!

⑤台座

31 台座

オリジナルデザインの台座。支柱の丸い部分がムサイの台座から変更になった部分です。台座があると床にべったりつけずに、格好よく宙に浮かせて飾れます。

 

32 台座2
ホワイトベース本体裏にある四角い穴に台座の四角い接続部をはめ込み、手前にスライドして取り付けます。

33 台座3
シンプルな構造ながら1/1200スケールで重量があっても、しっかりホールドしてくれて、さかさまにしてもグラつきや外れることがありません。

⑥ガンダム・ガンキャノン・ガンタンク・ガンペリー、各ミニチュアの造形


全長1.5cm程度しかありませんが、バックパックや銃、砲塔のシルエットが分かるくらいの造形はされています。
ガンタンクのキャタピラの円が正円でエッジも立っているところから、各ディテールがツブれずに造形されている事が分かります。
40年前のキットと金型とはいえ、バンダイの技術には目を見張るものがあります!


本体とプロペラ、貨物室が別パーツなので、小さくても立体感があるメリハリのある造形です。


それぞれの大きさはこんな感じです。一色でプラスチック感があるのでキン消し風味がします。

⑦旧キット 1/1200 ホワイトベースのギミック

MS格納庫のハッチが開く&ガンダム・ガンキャノン・ガンタンクを収納可能


MS格納庫のハッチが開け閉め自在で、中が空洞になっているのでミニチュアを収納出来ます。
ただし中身はツルツルでディテールは無く、カタパルトデッキから発進するようなポーズは出来ません。

 

シンプルではありますが、こうしたギミックが初めて採用されたキットなので、作る人に楽しんでもらおうという制作者の気合いが感じられます。

当時の子供たちは、発進ごっこをしたり、ミニチュアが格納庫に入っている光景から想像を膨らませて遊んだんだろうなぁ、と思いを馳せてしまいますね!
何十年たっても昔のキットが絶版にならない、ガンプラならではのノスタルジーに浸れます。

主砲のハッチが開く

40 ギミック3


主砲のハッチも開け閉め自在です。ハッチの前後にツメがあるので、本体側のツメをはめるミゾにはめこんで開け閉めします。
主砲は接着剤で接着してあるので動きません。

小さなスケールだとハッチの盛り上がりが造形がされているだけだったりするので、中にきちんと主砲が鎮座していて、ハッチの開け閉めも出来るのはスケールが大きいキットならではです。

本体前部のハッチが開く&ガンペリーを収納可能


本体前部にあるハッチも、やはり開け閉めが自由です。ハッチ下部左右にある丸い出っ張りを、本体側の丸い穴にはめ込んで開閉します。
MS格納庫と同じく中身はツルツルで造形はありません。
ガンペリーを収納出来るので、少しだけ取り出せばガンペリーが発進する光景を再現出来ます。

 

⑧いろんな角度から

44 色んな角度から

45 色んな角度から2
カタパルトデッキを備えたMS格納庫。
ハッチ、ミノフスキー粒子発生装置、上下のミサイル発射口は、別パーツで塗り分けがしやすくなっています。
モールドが細かく彫られており、情報量があります。ミノフスキー粒子発生装置の、真横に十数個も入ったモールドが印象的です。

46 色んな角度から3

47 色んな角度から4
ブリッジ部分。大きく出っ張っているのが特徴のアンテナ部分は別パーツになっていて、接着して取り付けます。
本体の上面にも幾何学的なモールドが入っていて、メカニカルで格好いいです!

48 色んな角度から5
ブリッジの基部にも、直線的なモールドが細かく入っています。

49 色んな角度から6

50 色んな角度から7

51 色んな角度から8
主翼周辺。主翼と尾翼は接着して取り付け。主翼の根元の四角は別パーツです。
どの方向から見てもブロック分けと細かいパーツ分割により、それぞれのエッジが立った立方体が寄せ集まっていて情報量はバッチリです。

52 色んな角度から9

53 色んな角度から10
エンジン部分。ハッチ、本体、円筒の部分、翼、後部のバーニアのノズルはそれぞれ別パーツです。ここも、きちんと塗り分けがしやすいよう配慮されています。

54 色んな角度から11

55 色んな角度から12
エンジン背部。丸いバーニアの中にギザギザが360度つまっていてディテールがあります。1/1200スケールで大きいのでツルツルの丸ではなく、きちんと造形がされています。


設定に基づいたブロックごとの分割細かいパーツ分けのおかげでそれぞれのパーツにクッキリとした立体感があります。
作中の形にかなり近いフォルムで、ビッシリモールドで情報量もありますし、作る満足感はかなり大きいのではないかと思います。


1/1200スケールはさすがの情報量。各パーツもエッジが立っており、スタイリッシュな見た目。
成形色にない黄色と黒を除けば色分けもかなりされており、スミ入れ一つするだけで大分完成度が上がりそうです。


付属のミニチュアを好きな場所に置いて、どんな任務をしているのか、機体のパイロットは誰か、なんて考えたりするとより一層楽しめます。
「弾幕薄いよ、何やってんの!」なんて声が聞こえてきそうです(笑)


同スケールの「B.M.C 1/1200 量産型ムサイ」と一緒に。組立説明書にも一緒に飾れると書いてあったので、公式オススメの飾り方です。

ホワイトベースは空母、ムサイは巡洋艦で、艦船としての運用の方向性が違うので、同じ戦場の最前線で戦っていてもサイズが全く違います。
2か月後の1981年2月に発売されるシャア専用ムサイも1/1200スケールなので、ホワイトベースと同じスケールで飾れます!


艦内で苦楽を共にし、ホワイトベースを壊しつつ修繕しつつ日々を戦う、ホワイトベースのクルーのみんなと。

背景スタンドの横幅がホワイトベースの横幅とほぼイコールで、せっかくのスタンドは結構隠れます。
体の小さいカツ・レツ・キッカを主翼や本体から避け、見えるようにしながら飾るには、この角度しかないので自由度は低めです。

とはいえ、ホワイトベースのクルーと一緒に飾れるファンサービスはとても嬉しいものです。
スタンドが隠れようが自由度が低かろうが、一緒に飾れる楽しさと満足感でお釣りが来ます! この背景スタンドを考えた人は、えらい!

⑨旧キット 1/1200 ホワイトベースの総評

64 最後
B.M.Cガンダム、1/100ガンダム、警戒任務中。ガンダムが2機もいれば防衛は完璧!

 

世界で最初のホワイトベースのガンプラ、いかがでしょうか。

作中の造形に非常に近い
成形色が3色で、色分けがかなり済んでいる

ブロックごとの分割により塗り分けがしやすい
完全モナカ割りなので合わせ目は多いが、ブロック構成と直線の多さで消すのは楽
台座付きで宙に浮かせて飾れる
ミニチュアが付属しており、スケール感を楽しんだり一緒に飾って遊べる
ハッチの開閉ギミックがある
背景スタンドつきでクルーと一緒に飾れる
エンジンの基部、MS格納庫のハッチ、実質スナップフィットの部分がある

接着剤で全てのパーツをくっつける
30番のパーツが組立説明書と違い、一瞬困る

消すのが楽な方とは言え、合わせ目が多いのに変わりはない


成形色が3つになったおかげで色分けがかなり済んでいる、ブロックごとの分割で塗り分けがしやすい、ハッチが開閉出来るギミックがある、ミニチュアつき、背景スタンドつき。
いいところしか思いつかない良キットですよ、これは!

制作がメインの人には色分けやブロック分割が親切で、組み立てた後に遊びたい人にはギミックやミニチュアが想像力を与えてくれます。
クルーと一緒に飾れるファンサービスは、大人にも子供にも嬉しいものです。
艦船のキットなので関節部分のような細かい・壊しやすい部分もないですし、初心者も安心して組めます。

 

自分のようなガンプラの技術面が好きな人はスナップフィットそのもののような部分が登場したのがこのキットの一番アツいところです。
ガンプラの公式インタビューで「昔のキットから一番進化したのはスナップフィット」と呼ばれるくらい、スナップフィットはガンプラの売りですから!
取り扱いや保存に慣れが必要で、有機溶剤を含む接着剤を一切使わなくても組めるのは革新的!

そんなスナップフィットの端緒が入っているこのキットは、ガンプラの技術面好き的には熱視線を向けざるを得ないッ!

色分け、塗り分け、ギミック、スナップフィット。「1/1200 ホワイトベース」は、どんな人が作っても楽しい、全方位にスキが無いキットです!